町田市議会では、市民の代表者である議員が、市の方針や計画について、市長や教育長などに質問する「一般質問」を行っています。
若林あきよしは1期4年間すべての議会(16回)で一般質問に登壇いたしました。
(新人12名のうち、3名のみ)
2015年9月議会で大規模災害時の事業継続計画(BCP)の修正をすべきと提言した内容の確認とその運用について質問しました。
山田副市長からの回答
事業継続計画(BCP)は2016年3月に修正を完了し、「計画修正」「研修・訓練」「検証」を重ね、随時改善がされるよう運用していくと述べました。
認知症患者が加害者となる事故(電車など)に対する市の見解とコンビニなどの認知症サポーター講習の受講について提言しました。
石坂市長からの回答
認知症が原因の事故が賠償責任などに発展するケースがある。
地域で安心して過ごせるためにも、国に対して現場自治体の声を届けることが必要と考えると述べました。
2017年度からはじまる次期5ヵ年計画の策定前に、現在実行している5ヵ年計画について総括することが必要と考え、これまでの取り組みと具体的な成果について質問しました。
石阪市長からの回答
重点事業のプランの約7割が計画通りに進んでいること(2016当時)を述べ、成果としては、保育所の定員増や治安対策、創業支援、行政改革について述べられました。
町田消防署の北側の利用については、近隣住民への配慮をして、スポーツ利用ができるように整備するよう提言しました。
担当部長からの回答
砂埃や騒音対策など近隣住民への配慮を第一に考え、スポーツ利用できるように整備をし、スポーツ施設管理についても多くの市民が使えるようにしていくと述べました。
健康寿命を延ばす取り組みと地域活性化が融合する取り組みについて提言しました。
前回に引き続き次期5ヵ年計画について、新5ヵ年で重点に置く分野はどういったことか、また、町田市公共施設等総合管理計画について質問しました。
石阪市長からの回答
2020年から始まる人口減少を見越して、生産年齢人口である若年層の定住促進と急激な高齢化への対策に取り組むと述べました。公共施設の在り方については必要なサービスを維持し施設の再編をしていくと述べました。
町田市は2016年度より、東京都から「英語教育推進地域」に指定をされました。
その取り組みと効果、市内外への周知について質問しました。
石阪市長からの回答
玉川大学と連携し町田市独自のカリキュラムの開発に取り組んでいる。効果は、2020年から本格的に実施される英語教育について方向性を定めることができた。
また今後の周知については、公開授業を行い、HPに掲載していくなど、市内外に積極的に周知していくと述べました。
日本の学校教育の指針である「学習指導要領」が2020年に改正されます。
そこで改正に伴う町田市の対応と学校のマネジメント力向上・教員の指導力向上の方策について質問、提言しました。
坂本教育長からの回答
新学習指導要領に対応した新たな施策や指導方法について検討をすすめ、準備を進めていく。学校のマネジメント力向上については、時間割の編成方法など、各学校の実態に合わせた研修などを行い支援していく。また、教員の指導力向上については、教員が研修意欲を高めることができるような啓発的な研修講座に取り組みたいと述べました。
スポーツを通したまちづくりの経済効果や社会的効果をどう捉えているのか質問し、スポーツコミッションの設置について提言しました。
若林あきよし(町田市議会議員4期)
議会運営委員会 委員長
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