町田市議会では、市民の代表者である議員が、市の方針や計画について、市長や教育長などに質問する「一般質問」を行っています。
若林あきよしは1期4年間すべての議会(16回)で一般質問に登壇いたしました。
(新人12名のうち、3名のみ)
今議会において生まれて初めての一般質問を行いました。
今まで子どもから高齢者まで水泳の指導をしてきた経験から教育について感心を持ってきました。今年から週5日制となり、また、新しく学習指導要領も変わるということで、「町田の教育の未来を問う」という頃日について3つの質問をしました。
若林
(1)4月から新しく実施される学習指導要領に対する町田市としての対応は?
(2)新学習指導要領に対して、保護者の不安の声が多くあります。不安を解消するための今後の対応と今まで行ってきた対応は?
(3)新学習指導要領は、教師の自主性・創造性・個性を求めるようになっています。教師自身も広く深く学べる研修の場を増やすべきだがどうか?
教育長
平成10年12月に告示されてから、町田市教育委員会はその趣旨を周知する為に、校長会教頭会教務主任会等の連絡会、研修会をはじめ学校訪問・校内研修を利用し、全教員に対し資料の提示をして説明を行ってきた。
各学校の代表や、保護者に対しての対応は学校だよりや保護者会によって周知をさせるよう努めてきた。昨年11月には保護者の代表者との懇談会を設けて説明により理解を求めた。改定のポイントである「生きる力」を育てる、基礎基本の定着、個性を活かす教育を重視し、指摘されたような教師の資質を向上させる為、夏期に様々な研修を予定。教員研修体系検討委員会を設け、今後の研修体系のあり方について検討し、研修体制を充実させていく予定。
若林
保護者に対する説明会だが、始業式や入学式の多くの保護者がくるときに説明会を設けてはどうか?
教師研修は常に行うことで意識が変わってくると考えられるが、土曜日の利用などはないか?また、保護者が教師の研修出席状況など分かるようにすればより安心できるのではないか?
教育長
当然、各学校において保護者が多く来るときの説明会は実施すると思われる。
また学校だよりに多くのページをとり、保護者に知らせている。
教育の研修状況の報告に関しては、多くの研修があるため、なかなかむずかしいことだが、指摘されたように週5日制を踏まえ研修等の発展はしていく。
今回はこれら新学習指導要領においての対応ということでの質問だった事と、初舞台の緊張から再質問は以上のひとつとなりました。しかし、本当に開始された4月以降の学校の現状や保護者の反応などを聞きながら、再度この問題については追求していきたいと考えています。今後の議会においても、教育をはじめ、高齢者の問題、経済の問題等、しっかりと調査し、市民の声を聞きながら一般質問を行っていきたいと思います。
若林あきよし(町田市議会議員4期)
議会運営委員会 委員長
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